離婚してしまう夫婦って多いの?少ないの?

 

離婚を意識した時に考えることの一つ。

それは、「離婚したいなんて思っているのは私だけ?」「みんなどれくらい離婚しているものなの?」ということ。

まずは日本の離婚事情を調べていきましょう。

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日本における離婚率

 

日本における離婚率は厚生労働省発表の統計データによると、平成2年までは緩やかに増減していましたが、それ以降は急増。

平成14年にはピークの約29万件の離婚が発生しました。

それ以降は徐々に減少しており、

平成25年は23万1383件

平成26年は22万2104件の離婚が発生したそうです。

 

これは割合に直すと

平成25年は1,000人に1.84人

平成26年は1,000人に1.77人が離婚していることになります。

つまり日本において近年では、1年間で1,000人に約2人が離婚しているということですね。

 

離婚に至る様々な事情

 

結婚には夫婦毎に違った家庭事情があります。

授かり婚(できちゃった結婚)で結ばれた夫婦、結婚をしたけれども離れて生活しなければならない夫婦、既に長い時間を共に過ごした夫婦…。

どのような夫婦がどれくらいの割合で離婚することになってしまっているのかを見ていきましょう。

 

授かり婚(できちゃった婚)の離婚率は?

 

授かり婚(できちゃった結婚、以下授かり婚)は若い夫婦が多いですが、離婚率もまた若い夫婦の方が高くなる傾向にあります。

統計によると結婚した夫婦のうち、

授かり婚の夫婦は全体の約25%ですが、そのうち約3分の1が離婚しています。

 

さらに2000年のデータによると、

10代後半での結婚のうち授かり婚率は81.7%

20代前半では58.3%となっていますが

その離婚率は10代後半では58.4%

20代前半では42.5%にもなります。

 

そして10代後半の授かり婚で結ばれた夫婦は、5年以内での離婚率がなんと約8割という驚異的な数値になっていることが分かりました。

授かり婚で結ばれた夫婦、特に若い夫婦がいかに離婚してしまいやすいかが分かる数値ですね。

 

国際結婚の離婚率は?

 

厚生労働省の調査によると

平成25年では2万1488組の夫婦が国籍結婚をしています。

これに対し、同年に発生した国際結婚をした夫婦の離婚発生件数は1万5196件。

 

つまり新しく国際結婚した夫婦のほぼ7割にあたる夫婦が毎年離婚していることになります。

国際結婚をする夫婦は2006年をピークに徐々に減少し2013年では2006年の約6割にまで減少したというデータもあります。

 

グローバル社会において国際結婚はもはやおかしくないことなのかもしれませんが、

その後、夫婦関係を維持し続けるのもまた大変なことのようです。

 

単身赴任の離婚率は?

 

単身赴任をするのは現代の日本ではほとんどが男性側だと思いますが、現在40万人ほどいると言われています。

そして離れて暮らす夫婦は、

3年以内に離婚する割合が同居する夫婦の2倍にのぼる

というデータがアメリカ、ノースカロライナ大学のロナルド・リンドフス博士の調査によって分かっています。

 

これはどうやら、顔を合わせないことが理由で夫側、妻側どちらにも離婚原因が発生する確率が上がるということのようです。

また海外への単身赴任、特に東南アジアへ単身赴任する場合は離婚率が大幅に上がるという話が出ています。

 

よく言われる原因は浮気のようですが、単純にどちらかの浮気率が上がるという話だけではありません。

人はどうしても顔を合わせて会話する回数が少なくなると相手を想う気持ちが冷めてしまい、不安になってしまうものなのです。

 

しかし、仕事が理由で必要に迫られては単身赴任しないわけにはいかないということが大半だと思います。

単身赴任をすることになったからといって絶対に離婚することになるわけでもありません。

たとえ夫婦が離れて暮らすことになってもこまめに連絡を取り、できるだけ顔を合わせる機会を作ることが離婚率を下げるためには必要なのです。

 

熟年離婚率は?

 

まず熟年離婚とはどういう離婚をどういった基準でそう呼ぶのでしょうか?

一般的には20年以上、共に過ごした夫婦が離婚することを熟年離婚と呼ぶそうです。

 

つまり、ある程度お年を召されてから結婚されていても、その後あまり期間を開けずに離婚された場合は熟年離婚としてはカウントしないわけです。

 

このことを踏まえて調べてみると、

厚生労働省の平成21年調査によると平成11年にピークを迎え、

増減しつつも数値はほぼ維持され続け、

平成20年時点では16.5%になりました。

 

人生の多くの時間を捧げ苦楽を共にした相手であっても、

この先も一緒に過ごすよりもこれからの自分の自由を取る、

そんな夫婦は意外と多いようですね。

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同棲生活をしてから結婚した場合の離婚率は?

 

日本ではあまり多くはない結婚前の同棲ですが、欧米では一般的なものです。

では同棲した後に結婚した夫婦の離婚率はどうなっているのでしょうか。

 

米疾病管理予防センター(CDC)が2002年に調査した結果によると、

15歳から44歳の女性のうち10年間結婚生活を続けられたのは、

結婚前に同棲していた場合は61%、結婚前に同棲していなかった場合は66%でした。

 

つまり、結婚前に同棲していない場合の方が、離婚率が多少低いということになります。

 

反対に、男性の場合は同棲していた場合の方が10年間続く割合が多少高いという結果になります。

また、婚約せずに同棲を開始した女性の場合、婚約した後に同棲を開始した女性よりも、

10年間結婚生活を続けられた割合は10%低くなるという結果が出てしまいました。

 

さらに男性の場合、婚約をせずに同棲を開始してしまうと18%も低くなるという結果に。

つまり同棲をした後に結婚した夫婦のみに絞り込んだ場合は男女共に、婚約をしてから同棲を開始した夫婦の方がかなり離婚率は低くなるのです。

 

日本ではカップルの同棲はまだあまり定着していませんが、同棲してみたいというカップルの方達は婚約してからにした方が将来的には良いということですね。

 

一目惚れ婚の離婚率は?

 

一見、深く考えずに結婚したのでは?と疑われてしまいそうな一目惚れでそのまま結婚した夫婦。

 

しかしアメリカでの調査の結果、驚くべきデータが出ていました。

 

一目惚れで結婚した夫婦1500人を対象に調べたところ、なんと離婚率は男性で約20%以下、女性では10%以下という結果になっています。

ここまでのデータと比べても決して高い数字ではありませんね。

それどころか低いと言っても良いでしょう。

また、一目惚れしたカップルは約55%がそのまま結婚しているというデータも同じ調査から出ています。

 

もしも今貴方に一目惚れからお付き合いし始めた相手がいれば、実はその人は貴方にとって結婚相手としても相性の良い方なのかもしれません。

一度じっくり考えてみるのも良いですね。

 

日本と、世界の離婚率

 

ここまで色々な離婚率について調べてきましたが、世界から見て日本の離婚率は高いのでしょうか?

最初に述べた通り、日本は平成26年1000人あたり1.77人が離婚しているという結果でしたね。

 

では世界はどうなのでしょうか。

 

国連発表のDemographic Yearbookによると、

世界の主要国G8別の離婚率ランキングは

  • 1位はロシアの4.5
  • 2位はアメリカの3.6
  • 3位はドイツの2.19
  • 4位はイギリスの2.05
  • 5位はフランスの1.97
  • そして6位が日本の1.77でした。

ちなみに7位はイタリアの0.91です。

 

日本の半分近くまで下がるとは、ずいぶんと差がありますね。

しかしロシアやアメリカとはそれ以上に大きな差があります。

 

現在は世界の主要国の中では低い方と言える日本の離婚率。

これからさらに下がっていけば良いのですが……。

 

ここまでのまとめ

 

いかがでしたか。

皆さんが想像していた夫婦の形の離婚率は高かったでしょうか?

それとも低かったでしょうか?

離婚が多く発生するということは離婚する前にせよ後にせよ、それだけ不幸な夫婦が存在している証。

それはとても悲しいことですね。

今後は日本の離婚率がさらに下がっていくことを願うばかりです。

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